「ZiL Noble 白書」 Photo・・・瀬戸内の風に癒されて~

キャンピングカー ZiL Noble で出掛けた先の写真をアップしています

  ZiL Noble でキャンプするのが好きです。 自然の中に身を置いて、ノーブルのリビングソファーで風を感じながら珈琲を飲む、それが私にとって至福のひと時なんです・・・・

2016.01.02 夕暮れ時の牛窓港

平成28年1月2日、父の墓参りをしてから 母と牛窓に向かう。

2016年度のノーブル初出動は、「夕暮れ時の牛窓港」でデイキャンプだ。

 

今年で、ノーブルを購入してから3年目。

家族との時間を 愛車 ZiL Noble が ”大切な思い出としてくれることを” 私は知っている。 そして このノーブルは絶対に期待を裏切らないことも・・・

 

高台から見下ろした瀬戸内の海は、いつもと同じ様に、静かに、優しく、心を癒してくれている。

夕暮れの牛窓に写る夕日が、のどかな景色をオレンジ色に染めていた。

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ここ牛窓は「日本のエーゲ海」とも言われていて、海を見下ろせる丘には別荘が建ちならび、ヨットハーバーやリゾートホテルも在り、バブルの時期には観光リゾート地として それなりに盛り上がったが、近年は 少し寂しい状況ではある。 それでも、海辺のカフェなど数軒の店が客を呼び、休日ともなれば釣り客と観光客で そこそこ賑わっている。

すぐ目の前に見える「前島」とを繋ぐフェリー乗り場の東側には、古くからの漁師町があり、軽自動車が やっとすれ違える様な狭い一本道が あみだくじのごとくジグザグと続く。 この道を のんびりと20分も歩いてゆくと白い砂浜にたどり着く。 そこは なかなかの絶景で、夏冬問わずマリンレジャーを楽しむ客が砂浜にテントを張って楽しんでいる。

夕方の潮の流れが変わる時間に運が良ければ、前島と本島の間で 大きくゆっくりと回転する渦潮を観ることができる。 私も一度だけ拝む事ができたが、鳴門の渦潮とはまったく別のもので、静かな それでいて大きな渦巻が ゆっくりと 円を描いていて、自然の不思議を垣間見ることができた。

 

そんな観光の地・牛窓だが、私がいつも利用しているデイキャンプ・ポイントは人が集まる場所から随分と離れた港の海っぺりである。

ノーブルを停めさせてもらっている道路は、たまに地元の人が犬の散歩に通るくらいで、だから静かで、のんびりできるのだ。

 

今日は牛窓には夕方に着いたから、もうすぐ日が暮れる。 本当はもう少し早く着きたかった。 と言うのも牛窓の夕暮れ時の海辺は最高に綺麗で、その日没直前の僅かな時間に撮った写真は腕の悪い自分でも満足できる一枚が撮れるからだ。

でも、今から「母に夕食を作って食べさせてあげるんだ」。 だから たぶん料理が出来あがるころには日は沈んでしまうだろう。 まあ写真を撮るチャンスは その気になればいつでもある。 でも87歳に成った母との時間は「今しかない」。 この時間の使い方を大切にしてこそ はじめてキャンピングカーの素晴らしさを活かすことが出来る。

 

最近は手抜き料理ばかり作っていたが、今日は まともな料理を作って母を喜ばせたい。

メニューは、おせち料理で疲れた胃腸に優しい「野菜たっぷりリゾット」だ。

さあ、ノーブルの実用できる本格的なキャンピングカーキッチンで、手前味噌の手料理を作るとしますか!

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参考=撮影機材(FUJIFILM X-T10・XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)