RVパーク「ゆばら湯っ足り広場」に2泊3日、キャンプ 2日目の朝
昨夜このRVパークを利用したのは我が家のノーブルだけだった。
仕事の疲れもあったし寝心地抜群のベッドで ぐっすり眠れた。
RVパークの脇には市道が通っているが、夜から朝方までは車がまったく通らなかった。
おかげで静かな夜を過ごせた。
いつもは寝坊するのだが、今日は珍しく朝早くから目が覚めた。
現在の時間はAM 05:30だ。
ベッドで寝ている妻はノーブルに残して、一人で趣味のデジタル一眼レフカメラで写真を撮りに行くことにした。
ここに着いてから、コイン式の外部電源のおかがでルームクーラーはサブバッテリーを気にせずに使い放題だ。
とにかく今年はサブバッテリーを過保護にしている。 と言うのも、サブバッテリーの寿命は使い方次第で変わるようなので、なるべく伸ばしたくて現在は長期実験中なのだ。
具体的にはルームクーラーやドライヤーを使う際には、外部電源を繋ぐか、あるいはエンジンをアイドリングで運転してオルタネーターで発電しながらの条件にしている。
結果が解ったらこのブログにてご報告したい。
以前は家庭用掃除機を車内でも使っていたが、サブバッテリー温存のために小型のダイソンを購入した。 お値段は張ったが なかなか性能がいいので家の中でも毎日活躍している。
早朝の公園を散歩しているのは自分一人きり。
腕を大きく伸ばして澄んだ空気を胸いっぱいに深呼吸する。
うーん、気持ちがいい。
山を切り取ってみた。
目に映る全てが 素晴らしい被写体だ。
※写真をよく見ると右奥に我が家のノーブルが映っています。
今度は上流を臨む。
川の表面に霧が立ちこめていた。
この現象は ここ湯原ではよく見ることができる。 川に温泉が注いでいるために空気との温度差により起きる現象だ。
ちなみに映っているキャブコンは愛車ではない。
自分はRVパークを利用したが、この他にも もう1台 キャブコンが河川敷でキャンプしていた。
河川敷の駐車場は無料だが、旅館に泊まったお客さんの車で いっぱいだったから、きっとそれなりに音とかは気に成るかもしれない。
河川敷に下りると絶景が待っていた。
息をのむような美しさとは、こんな時に使うのだろう。
なんて綺麗なんだ。
透き通った水に映っているのは、川の流れに揺らぐ川藻と対岸の木々。
そして薄っすらと霧が漂っていて、生まれて初めて見る景色が私を猛烈に感動させてくれている。
川辺に咲いていた花を写してみた。 こんな時、花の名前も知らずに無知な自分にはあきれるが、生き生きとした鮮やかな色の花弁が心を癒してくれる。
川辺で10分程 写真を撮っているうちに、霧はスーッと消えていった。
ノーブルを出発して僅かに15分程だった。 早起きは三文の徳と言うが、いつもは寝坊助なのに 今日は本当にラッキーだ。
途中から川沿いの温泉街を散策する。
「温泉薬師堂」と「油屋」、温泉情緒を味わいつつ歩く。
「寄りそい橋」
あたたと訪ねた 湯の町は
そろいの浴衣に そろいの心
明日のことは 言わないで
ふれあい惚れあい 寄りそい橋を
渡れば灯りも 滲んでゆれる
あなたがそばに いればいい
立ち並ぶ温泉旅館街を過ぎると無料で入れる「砂湯」が在る。
砂湯と言っても砂風呂ではなく、川沿いの雰囲気のある露天風呂だ。
天然の温泉が砂を撒きながら湧き出ているところから その名が付いたそうだ。
朝から男性が数名利用していたので写真は撮らなかった。
更に奥まで進むと湯原ダムがそびえ立っていて、ダムの向こうには満々と水をたたえているのかと思うと水面はどのあたりなんだろうと想像したりした。
残念ながら途中でフェンスが在り、ダムの直下までは行けなかったが、放水部を望遠いっぱいで収めた。
迫力が伝わったでしょうか。
電灯とオートバイを入れて。
ダムの写真を撮って、行き止まりから戻りながらデジタル一眼レフカメラでの撮影を楽しむ。
さっき見た「寄りそい橋」も、行と帰りでは違って見える。
かわいい花が咲いていた。
川辺に下りると鏡のように美しい川面を観ることができた。
自分よりも10歳くらい年配であろうご夫婦も散歩にきていて挨拶を交わした。
「おはようございます、凄く綺麗で感動しますね」・・・
そんな会話をした。
この写真はどうなっているか解りますか?
答えは下の写真を見れば解ります。
透明な水に深い山の緑が映り込んで、引き込まれる様な美しさだった。
川面を揺らす波紋が。 ・・・きっと何かが住んでいる。 カメさんかなぁ。
思う存分に美しい旭川をカメラに収められて満足した。
クモの巣すら自分には美しい被写体だ。
赤い橋の上から、赤い橋を写す。
朝見る提灯も これまた風情なり。
湯っ足り広場に戻ったのは AM 7:50 だった。
なんと2時間半近く写真を撮って遊んでいた。
こんな遊び方ができるのも、流れる時間に合わせて予定を組めるキャンピングカーがあるからだ。
ノーブルに帰り さっそく妻に撮ったばかりの写真を見せて自慢する自分が居た。
「ねえ見て見てぇ・・・」
まったくいつまでたっても子供のままだが、キャンピングカーで遊んでいと童心でいられるし、だからこそ日頃のストレスが発散できる。 自分も妻も、今日は家で留守番の88歳の母も、我が家はみんな ZiL Noble に病みつきだ。
さあ、これから勝山観光に出掛けるとしますか。
撮影機材 =(PENTAX K-5・PENTAX-DA 18-270mm)