「ZiL Noble 白書」 Photo・・・瀬戸内の風に癒されて~

キャンピングカー ZiL Noble で出掛けた先の写真をアップしています

  ZiL Noble でキャンプするのが好きです。 自然の中に身を置いて、ノーブルのリビングソファーで風を感じながら珈琲を飲む、それが私にとって至福のひと時なんです・・・・

生活水の管理について

キャンピングカーの生活水の管理について記します。

はじめに、今日の記事はつまらない内容ですので、ご興味のある方だけ お読みください。

 

ZiL Nlble を購入してから4年半が経ちました。

これまでも何度か生活水の管理について記事にしてきました。

私なりの経験で得たことですが、手入れが簡単で衛生的な管理方法を記させていただきます。

 

ノーブルの場合、生活水タンク(容量=55L)が標準装備されています。

この生活水タンクがあるおかげで、車内でも家庭にいるのと変わらずに水が使えて旅先ではとても重宝しています。

ですが、生活水を使えば水を補充しなければなりません。 そして定期的にタンク内の清掃をしなければなりません。 使っていく中で感じたのは水の補充よりも、タンク内の清掃の大変さでした。

 

タンク内の清掃作業は・・・

ノーブルの生活水タンクはリビングシートの下に設けられています。
タンク上部には片手が肘まで入るほどの点検口が設けられています。
この点検口までアクセスするには ①リビングシートの座面をどかし ②座面を支えている合板をどかさなくてはなりません。 それほど重いものではありませんが、ひと手間かかります。

ノーブルを購入したばかりの頃は 真面目にこの点検口から手を突っ込んで雑巾でタンク内部を清掃していました。 でも この点検口からでは隅々までは手が届きませんし、せいぜい覗いて見える範囲だけが丁寧に掃除できる程度で、しかも窮屈な姿勢での作業ですし、夏場などは車内の温度が高いので 首にタオルを巻いて 額の汗をポタポタと垂らしながらの 大変で面倒くさい作業でした。

 

毎日のように頻繁にキャンプする方なら 常に新しい水に入れ替えていますから、水が腐ることはないでしょう。 でも、私の場合は1ヵ月に 2~3回のペースでしかキャンプに行けませんし、仕事や用事で 1ヵ月間 乗れないこともあります。

真夏の時期には 4~5日もするとタンクの底にヌメリが発生してしまうので、そんな事を経験したことで より神経質に成っていきました。

 

そんな私の事情もあり、どうにか手間を少なく簡単に管理できないものかと思いついた方法をお伝えしますので、よかったら ご参考にされてください。

  

水は腐ります。 冬場は大丈夫なのですが、春~秋までの暖かい時期に、特に 6 ~ 9月までの暑い日が続く期間は水が腐りやすく、タンクの内面にはヌメリが発生してしまいます。

そうならない様にと 乗らない時には タンク底部の栓を抜いて水を抜いておくのですが、タンクの底に残る水を完全に抜き 乾かしきることなど作業効率からも無理で、そのためタンクの底の水は抜け切れる分だけは捨てて、水が少し残ったままで作業は終わります。

次に使う時には、水を補給する前に 点検口を開けてタンクの底部にヌメリが発生しているかを確かめて きれいな水で何回か洗い流してから 水の補給をしなくてはならず、これも面倒でした。

 

そうこうしていて、思いついて試したことは・・・

① 使用後にタンクにハイターを入れて漬けておく。

しばらくはこの方法でやっていました。 タンクの水を抜き切るのではなく、残してハイターを入れておきます。 ハイターのおかげで、ヌメリも取れて衛生的になりました。 但し、タンクに水を補給する前に 2~3回 きれいな水で共洗いをしなくてはならず、手間がかかりました。

 

② 生活水にハイターを入れる。

ハイターで消毒をするようになって しばらくしてから思いついたのですが、生活水に初めから少量のハイターを入れておけば水は腐りにくいのではと。

これが現在、私が 行っている水の管理方法になります。

最初の頃はハイターを入れる量が解らずに多く入れてしまい、蛇口から出てくる水が ハイター臭い感じでした。 それから試していくうちに、満タンの 55Lの生活水に対してハイターのキャップ 2杯分でも 腐りにくいことが解りました。

この程度のハイターだと使う時に臭いは気に成りません。 何ヶ月も使わずにいれば 水は腐ってしまうかも知れないですが、ひと月程度なら 1ヵ月前に入れた水のままでも気にせずに使えました。

※ 私は生活水タンクの水は 主に食器を洗うのに使っていて、飲み水や顔を洗う水としては使っていません。

 

こんな ↓ 感じで やってみてください。

① 水はつぎ足しながら使います。 ハイターはつぎ足す分に合わせて 適量を添加します。 外部給水口から水道水を補給します。  その際にハイターを最初に入れてから 次に水を入れて流れ込む水で撹拌させます。 55L のタンクいっぱいに対して ハイターのキャップ 2杯分です。 だから、タンクに半分(20~30L)くらいの水を つぎ足すなら キャップの1杯だけ添加します。

 

② たまに(4ヶ月毎くらい)タンク内部を点検清掃します。

清掃の方法は・・・

キャンプ先で これから帰路につくよ(もう生活水は使わないよ)と言うタイミングで ハイターを外部給水口から少し多めに添加します。 添加する量はトクトクトクと1秒くらい入れます。 走行中の揺れでタンク内部がキレイに洗われます。 帰宅したらポンプ空引きまで引いてハイターの水を排水タンクに移すことで排水タンクも洗います。

帰宅後、通常の清掃方法でリビング側からタンクの点検口を開けて確認します。 ヌメリはなくなっているはずですが、水道水に交じっている細かい砂などが沈殿しているので タンクの底にある栓を抜いて水を切り捨てながらホースの先を点検口に突っ込んで 内部をかけ洗いします。

※ できれば庭に水撒きするホースリール式でストレートノズルにも切り替えられるタイプがおススメです。 内壁を水の勢いで洗えるからです。

 

この方法にしてからは、生活水の管理が とても楽になりました。

 

私は、現在は身近に有ったハイターを使っています。

添加する量を水が腐らない範囲で できるだけ薄くしてあげれば、ハイター特有の ヌルっとした感じや臭いも まったく気になりません。

同様の商品が他にもあるので、そのうち試してみたいと思っています。

 

生活水の管理についてでした。