2015.12.30 旭川で ZiL Noble レストラン
2015年も年末です。
事務仕事も決算書を作成し、切りのよいところまで済ませて仕事納しました。 ホッ。
自営業者ですから何から何まで一人でこなすのですが・・・ えーと、ちなみに仕事の内容は接客業でして、接客は好きで苦に成らないのですが、いかんせん事務仕事の能力が低くて その点だけは我ながらトホホで 困ったもんです。
それでも今年は、一年間 臨時休業することなく仕事をこなせたし、お客様にも気持ち良くご来店いただけたと感じていますし、いい一年でした。
そんな感じで、私は今日から年末年始の冬休み! しばらくぶりに愛車のノーブルで遊べます。
キャンピングカーで遊べないでいると禁断症状と言うか、「乗りたい乗りたーい」って子供みたいに感じてしまって、だからこそ休日がとても楽しみに成りますし、ノーブルで家族と出掛けることが嬉しくてしかたないんです。
我が家から徒歩5分の月極め駐車場にノーブルを取りにいきます。
田んぼの真ん中に在る駐車場まで歩いていると、この季節ですから顔にあたる空気は冷たく感じます。
駐車場に着きました。 エントランスドアのリモコンキー + ダブルロックキーを解錠して車内に乗り込みます。
ZiL Noble の断熱性が高いために、外気の寒さからは想像できないほどに車内は温かく感じます。
そうは言っても、じんわりと靴下越しに床面の冷たさが伝わってきました。
リビングに設置されたスイッチを右に回してFFヒーターを起動させました。 このキッチンタイマーの様な格好のスイッチは右に回すとONに成り、回す程に温かく調整できます。 時計の逆回りいっぱいでOFFです。 10分もすれば車内はホンワリと温まってくるでしょう。
ノーブルのFFヒーターのスイッチですが ちょうどいい場所に設置されています。 キッチン側からも目に入る位置で、エントランスから一歩中に入りちょっと手を伸ばせばすぐに届くし。
母は足が悪いために常にサードシートに座りますから、母とやり取りしながら温度調整できる位置にスイッチがあることは助かります。
ノーブルを使い慣れてきて感じるのですが、バンテックセールス社は 本当に人の動きや生活導線まで よく研究していますね。
ノーブルを動かして我が家の駐車場に移動させました。
水まわりを給水し、母をサードシートに乗せて出発です。
本日は、最近よく利用している旭川河川敷でデイキャンプします。
ZiL Noble で 旭川の橋を渡ります。
今日は天気もいいですし、空気が澄んでいるので 青空がどこまでも広がっていて、眺めは最高です。
いやー、最高の景色ですね。 うーん、ほんと めっちゃ 気もっちい~い。
河川敷に到着しました。 まずは腹ごしらえをしましょう。
母のリクエストはパスタ。 87歳に成った お婆ちゃんですが「パスタが食べたい」なんてハイカラでしょ。
キッチンの収納庫にストックしておいた食材で簡単に料理を作りましょう。
カセットボンベをチェック、よし! まだガスは十分に入っています。
パスタを茹でるお湯を沸かします。 このお湯でパスタソースも温めておきましょう。
その間にFFヒーターの吹き出しを利用して 冷えているシャトルシェフの保温器を温めます。 ※サードシートの下・写真右上寄りに写っている黒い部分がFFヒーターの吹き出し口です。 この他にもリビングソファーの足元とトイレ&シャワー室に、そしてベッドルームにまで取り回して有ります。
おや? 鍋のお湯がなかなか沸きません。 コンロをチェックすると火力が消えそうなほどに落ちていました。
カセットボンベが冷えてしまったんです。
カセットガス供給機が備えられている収納庫内には断熱材が入っていません。 このために温まった車内とは反対にボンベはキーンと冷えてしまいました。
これでは火力も落ちてしまいますよね。 こんな時は ちょっと乱暴ですが、注意を払いながらFFヒーターの吹き出しでボンベを人肌まで温めるんです。
温めたボンベをセットし直しました。
先程の反省を活かして、ガス供給機の収納庫の扉を開けておくことにしました。 これでボンベが冷えたりしません。
この扉は、開けっぱなしでも人の導線をふさがない様に考えられているんです。 きっと冬場のコンロ事情まで考慮しての設計なのでしょうね。
コンロを着火させると、よし、今度は勢いよく燃えてくれています。
もう一度 仕切り直して料理 再開です。
お湯が沸きました。 塩を適量入れたら、両手でパスタを絞ってから鍋底に押し付けていきます。
こうすると小さな鍋でもパスタを折らずに茹でられんですよ。 ほら、いい感じで らせん状にお湯の中に収まったでしょ。
一旦 鍋蓋をして ひと煮立ちしたら、パスタがくっ付かない様にほぐします。
そしてシャトルシェフの内鍋を保温器に収めて、キッチンタイマーをセットします。
時間は7分茹でのパスタなら5分でいいです。
ピピピッ ピピピッ ピピピッ ・・・
タイマーが鳴りました。 茹であがりです。
パスタは触感が大事、ここからは時間が勝負です。
手際よくザルで湯切りします。
鍋に戻して、オリーブオイルをひとまぜ。
こうするとインスタントでも風味が増して美味しくできます。
さっき温めておいたソースを掛けて・・・・
和えたら、お皿に盛りつけます。
カップスープにお湯をそそいで・・・
「ZiL Noble レストラン」の、本日のランチが完成です。
どうですか、簡単でしょ。 お料理を日頃されない お父さん方でも こんなランチなら簡単に作れますよ! たまには お父さんが「男の腕まくり」で奥様とお子さんのハートをわしづかみ?に してみてください。 そうすれば必ず「ありがとう」って喜んでもらえますから。 「また作ってね」とも、きっと言われますけど、ははっ。
ネッ! それがキャンピングカーの素晴らしさだし、そんな魔法の力を借りて家族は仲良しで居られるのが、キャンピングカーの一番の魅力なんだと思います。
「お母さん、お待たせしました、上手く出来たよー」
「わー、すごーい、美味しそう」
手を叩いて喜ぶ母が、子供のように無邪気に感じました。
河川敷の青い空を眺めながら母とランチを食べました。
穏やかな午後が ゆっくりと流れて、私と母の心を癒していきます・・・
忙しかった一年間も こうして気持ち良く締めくくりです。
今年もノーブルで色々とドラマがありました。 妻の職場事情が変わり、昨年の様なロングキャンプには行けませんでしたが、それでも仕事休みには泊まりのキャンプを10回くらい、デイキャンプには20回以上は出掛けられました。
以前から行きたくてノーブルで初めて行った城崎温泉が楽しすぎて、結局3回も行ってしまったのですが、遠方への車旅でも途中で仮眠できるのはキャンピングカーの利点ですね。 四国のサンリゾート仁尾も自然豊かでよかったなぁ。 鳥取の夏牡蠣も最高においしかったし・・・ 来年もノーブルで、まだ行ったことのない街や景色を観に たくさん出掛けたいです。 そして我が家の家族仲は、ノーブルを買ってからの この二年間は、それまで以上に「 いい感じ」ですよ。
オプションマットを敷いてフラットに成ったリビングソファーで、母がTVを観ながらくつろいでいます。
そんな母の笑い声を子守唄に聴きながら、私はノーブルのベッドルームで 少しだけ お昼寝させてもらいますね。 zzz ZZZ ・・・ ・・・
参考=撮影機材(FUJIFILM X-T10・XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS)