「ZiL Noble 白書」 Photo・・・瀬戸内の風に癒されて~

キャンピングカー ZiL Noble で出掛けた先の写真をアップしています

  ZiL Noble でキャンプするのが好きです。 自然の中に身を置いて、ノーブルのリビングソファーで風を感じながら珈琲を飲む、それが私にとって至福のひと時なんです・・・・

RVパーク「ゆばら湯っ足り広場」に2泊3日、キャンプ 初日

7月の終わりにキャンプに出掛けた。

共働の妻と休日を合わせて 久しぶりに2泊3日のノーブルキャンプだ。

 

朝から出ようと妻と約束していたのに、自営業の仕事を切りよく済ませてから出掛けたくって 出発は午後に成ってしまった。

 

今回は、5月にも一度行った岡山県北部に在る「RVパークゆばら湯っ足り広場」に行くのだ。 今の時期はRVパークに行くのがいい。 サブバッテリーの寿命を延ばしたいからだ。

ノーブルを新車で購入してから二年目まで、キャンピングカーとしての性能を存分に発揮させてきた。 ノーブルの電気系機能は素晴らしく、トリプル・サブバッテリーのおかげで夏場のキャンプでもエンジンを掛けずにルームクーラーを効かせて快適に過ごせた。 ではあるが、私が無知なせいでバッテリーを酷使し過ぎてしまい二年足らずで寿命を迎えさせてしまったのだ。 車検時にサブバッテリーを新品に交換したので、今度は大事に使って長持ちさせたい。 対策として、ルームクーラーを使いたい時期には 積極的にRVパークを利用している。 どこまでサブバッテリーの寿命が延びるのだろう・・・ 私は大きな期待をしていて、例えば1~2年も寿命が延びれば大成功だ。 何しろバッテリーを一度に3個も換えると それなりの費用が掛かってしまうのだから。 結果が出るまでしばらく掛かるが、解ったらブログでご報告したい。

 

高速道路を利用して湯原温泉に着いた。 こちらのRVパークは真庭市が運営していて、岡山県では民間経営の「RVパーク西山高原」に次いで 二番目のオープンとなる。 こうしてRVパークが増えてくれることは 私達キャンピングカー愛好家にはあり難い。

公営であるために16時までが受付時間と成っているが、遅刻して到着したのに快く受付てくれた。 ちなみにRVパークに隣接している湯原振興局・地域振興課にて受付してくれる。

湯原振興局が入る建屋は廃校と成った小学校の木造校舎で なんとも風情と歴史を感じさせてくれる。 館内に入るとすぐ目に付く所に金魚が泳ぐ水槽が置いてあって来客者に温かみを感じさせるてくれる。 戦前に建てられたのだろうか、よく手入れが行き届いていて文化財級の木造校舎を拝見できた。 貴重な建造物を眠らせておくのではなく、市の分庁舎として利用していることは素晴らしいと思うし、この校舎だからこその 何とも言えない温かみを感じたのである。

受付を担当してくださった職員の方はU氏。 気さくで 優しい笑顔のハンサムボーイで、いかにも公務員ですとよ言う印象が まったくなく、長髪ぎみに柔らかいパーマを掛けていて仕事着もオシャレな私服にされていて、はじめて御逢いしたのに私達夫婦の心をあっという間に開かせてくれた。 そんなU氏は自らも牽引式のキャンピングトレーラーを所有されているだけあって、キャンピングカーには実に詳しい。 こちらのRVパーク開設時には ご尽力くださったとのことで、キャンピングカー乗りの方が運営に携わってくれていることが何とも心強い。

 

受付も済ませてRVパークにノーブルを停めた頃には辺りは暗くなりはじめていた。

RVパークは旭川上流沿いの「ゆばら湯っ足り広場」の駐車場に設けられていて、目の前に新設のトイレが在るのでカセットトイレが装備されていないキャンピングカーでも便利に利用できる。 そして、RVパークには珍しいであろう "無料の足湯” まであるのが嬉しい。

 

こちらのRVパークだが、制約も少なく周辺の景観、さらに夜の静かさは保証付きで 自信をもってお勧めしたい。

①料金は受付時に支払い、チェックアウトの手続きはいらない。

②給水は湯原振興局にて無料で上水を入れさせて貰えて、水量の制限が無いので大容量の生活水タンクまで どうぞとのことだ。

③駐車スペース的には国産のカムロードベース車やバスコンは勿論、横幅のある外車サイズのキャンピングカーもいける。 クラスCまでと成るとTELで問い合わせた方がいいが、条件さえ合えば全長8mまでいけるそうだ。 ※車のサイズについては、下記の利用条件も参照ください。

④駐車スペースの横にサイドオーニングを広げるだけの余剰スペースも付いていて、基本料金のみで そちらも自由に使ってよいとのことなので、テーブル & イスを広げて熱い珈琲を沸かしながら読書をするもよしだ。

⑤電源は有料で、コイン式だ。 1時間=100円

⑥「くるま旅クラブ」のHPでは、ゴミ処理(有料)もOK.と成っているが、この件はくるま旅クラブが ”見切り発車した” との事で、今後に検討課題のところで話が止まっているそうだ。 旅先でゴミを処理させて頂ければとても助かるので、この件については是非とも前向きに検討してほしいところだ。

⑦テレビの映り具合は=ZiL Noble のオプションアンテナだとNHKEテレの2局だけだがきれいに映った。 ※TVの映りが今一つの場合は車を前後に20~30cm動かしてみると いい具合に映る場合があります。

⑧周辺の環境は、旭川沿いに営む温泉街まで徒歩10分で、日帰り温泉施設・無料の足湯(数か所在り)・地酒屋さん・お食事処・無料の露天風呂(砂湯)・湯原ダム等があります。 特に旭川の景色は条件があえば本当に綺麗で一見の価値がありです。 国道沿い(温泉街の入り口)にコンビニ在り。 スーパーマーケットまではキャンピングカーで30分。 その他、少し足を延ばせば 蒜山高原や 勝山町並み保存地区などの観光名所があります。 

 

「RVパークゆばら湯っ足り広場」

1泊 1,000円/1台(トレーラー含む)
※途中出入り可
※全長6m以内(ただし、リアオーバーハングが1.5m以上の場合は、全長8m程度まで駐車可) 

利用可能台数=3台(1区画あたりのサイズ:5m×6m)

利用期間=通 年

チェックイン=13:00~16:00

チェックアウト=11:00

ペット=OK.

発電機使用=不 可

参考記事=RVパークゆばら湯っ足り広場(岡山県)の情報|くるま旅公式WEBサイト

 

RVパークの駐車スペースは3台分です。 グーリン色に塗られた部分は自由に使える余剰スペースです。

奥に続くのが「湯っ足り広場」で、旭川の流れを観ながら入れる無料の足湯があります。

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目の前にキレイな公衆トイレがあります。

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外部電源供給設備です。 有料(100円/1時間)にて利用できます。 お札は使えないのでコインをご用意願います。

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後方に市道が通っていますが、交通量は ほとんどなく静かです。 山並みと旭川に囲まれた緑豊かで、空気がきれいな環境です。

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今日は仕事の疲れが残っているし早々に夕食にしよう。

途中のスーパーで買ってきた「冷酒の飲み比べセット」だ。 箱から出すと おまけの ぐい飲みが付いていた。 今風に言えば いいね!

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さあ、好物の刺身で 一杯やるとするか。

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今日、RVパークを利用しているのは我が家だけだ。

外部電源を使いルームクーラーを効かせ、妻と二人きりでリラックスした時間が静かに流れていく・・・

久しぶりのキャンピングカー泊、やっぱり ZiL Noble は最高に満足させてくれる。

仕事の疲れもあり、日が変わらないうちに寝心地抜群のベッドルームで就寝した。

 

明日の早朝に感動するほどの絶景を観れることを この時は想像もしていない・・・・

 

 

参考=撮影機材(PENTAX K-5・PENTAX-DA 18-270mm) 

 

 

 

 

 

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雑感、その6

「ZiL Noble 白書」を書いておりますTakaと申します。

ブログをお読みくださっている皆様、いつもありがとうございます。

私のような者が書いたブログを読んでいただきまして恐縮するばかりですが、キャンピングカーの楽しさを少しでもお伝えできればと 私なりに取材したり勉強しながら書いておりますので、これからも どうぞ宜しくお願いいたします。

 

はじめに

熊本を中心とする地震がようやく収まってきました。

九州の皆様には、本当に大変な思いをされて 心からお見舞いを申し上げます。

人と人って こんな時こそ繋がって、お互いを助け合い励ましあい信じあえるのだと思います。 苦難の先には必ず明るい未来がある! そう信じて、どうぞお身体にはお気をつけてお過ごしくださいませ。

私は恥ずかしながら、生まれてから一度も九州に行ったことがありませんで、いつか時間を作ってキャンピングカーで ゆっくりと九州の旅をしたいと思っております。 その際には九州の美味しいものを色々と食べてまわりたいですし、九州の大勢の方々とふれあいたいです。

 

私事ですが 今年に入ってから自営業が今までになく繁栄しておりまして、休日も返上で仕事をする日も多く、そのためブログの更新が儘ならず、大好きなキャンピングカーの出動頻度もガクンと減っておりまして、「新車でノーブルを購入してから3年目を迎えて 行き先がマンネリしてきた」なんていつぞやのブログに書いた記憶がありますが、現在はその正反対で「乗りたくてしかたない病」に成ってしまいました。 この大人を夢中にさせるキャンピングカーと言う車は乗らずにいると禁断症状がでてきて困ったものです。 それを解消するために 少しの暇を見つけては母と妻を誘ってキャンプに出掛けておりますが、その時の何とも楽しいこと。 ストレスを発散できてスカッとしますし、やっぱりキャンピングカーは止められない止まらない、メチャクチャ楽しいです。 せっかく買ったノーブルが宝の持ち腐れにならない様に なるべく乗って遊びたいと思っております。

 

タイヤについて・・・

新車で購入したZiL Noble ですが、ノーマルタイヤを2年間使ってからワンサイズ太いタイヤに履き替えまして、7ヵ月使用してみたレポートをします。

私は諸先輩も使われている215/65R15 110/108L LTを選びました。 メーカーはダンロップです。 ホイールはノーマル鉄チンのままで サイズがピッタリだった195/70-15 106/104Lと比べると若干タイヤが膨らんで、見た目にもボヨンと張り出たと言うかプックリした感じです。

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空気圧を5.9kg/cm×cmにして乗っていたのですが、195/70と比べると乗り心地はフワフワした柔らかい感じに成りました。 但し、直進性が極端に悪くなって高速道路では真っすぐ走らないので70km/hしか出せず、大型車に追い越された際の横風の影響を受ける様に成りました。 それからタイヤの溝に小石がはまり易く成り、走行中にカラカラと異音がするのでタイヤを調べると小石が何個も挟まっていた事がありました。 せっかくバーストの危険を減らし安全性を高めたはずなのに これでは相殺しています。

不満も感じつつ使っていたのですが、空気圧を5.9 ⇒ 5.8kg/cm×cmに下げてみたところ、上記の不具合は解消しました。 時速100㎞で走っても真っすぐに走り、LTコンフォートサスの恩恵も十分に受けて風にも揺さぶられにくい走行安定性に成りました。(※195/70と同等の直進安定性です) タイヤの溝に噛んでいた小石も以前ほどではなく、時々点検すると数粒噛んでいる程度です。 たった0.1kg/cm×cmの違いで見違えるほど走行性能は向上したのです。 空気圧によりタイヤと路面の接地面積の変化が影響しているのでしょうか。 上記の事から、ノーマルの鉄ホイールに215/65R15 110/108L LTを組み合わせる際には直進性も考慮して5.8kg/cm×cm以下を目安にされることをおすすめします。

 

先日「ゆばらRvパーク」を利用しまして、外部電源を繋ぎクラーを使いたいだけ使って快適に過ごしていた際に、クーラーの効き具合はベッドごとで違うのではと疑問に思い それぞれのベッドに寝てみたのでそのレポートですが・・・

結論から言えば全てのベッドまで涼しい風が行きわたり、どこかが寒すぎたり暑かったりと感じるほどの差はありませんでした。 この辺もバンテックセールス社は計算ずくなのか ほんとに関心させられます。

エアコン設定ですが、冷房26°Cにして、風量は自動、風向きは一番上向きの条件です。この条件だと・・・

①ベッドルーム

狭いベッドルームに大容量のエアコンですから当然効きはいいです。 風向きを上方最大角度にしておかないと風が体に当たって寒く成ります。

②ダイニングベッド(オプション・マットが必要です)

風はシャワー室の壁がさえぎっているので直接には当たらないです。 ベッドの位置が床に近く冷たい空気が沈んだ層に寝るので涼しくて快適でした。

③バンクベッド

クーラー無しで窓を開けて寝ると どうしても温かい空気層のために蒸し暑く成りがちのバンクベッドですが、今回の実験ではエアコンからの風が真っすぐに届いてきて弱めの涼しい風を浴びながらよく寝れました。 但し風はバンク部の奥に行くほど弱くなるので、風を求めてバンクの開口部に近い位置で寝ることに自然と成ります。

 ZiL Noble はエアコンのクーラーを使用することで、全てのベッドで快適に寝れる事が実証できました。 ノーブルはトリプル・サブバッテリーを備えているのでバッテリー駆動だけでもエアコンを5~6時間程度は駆動できますが、サブバッテリーの寿命を延ばすためには外部電源が確保できるRvパーク等の利用をお勧めします。

 

今年に入ってから、「ノーブルに積んでいる水を腐らせないぞ実験!」をしております。 方法は生活水タンクとトイレ洗浄水タンクにそれぞれ少量のハイターを入れて、水は毎回使って減った分だけ継ぎ足して満タンにしています。

実験の狙いは、①今まで毎回使うたびに水抜き清掃していた作業をなくし、②同時にどうしても特に夏場に発生する残水の腐りをなくしたい。 の二点です。

この実験を始めてから生活水タンクの水抜き・清掃をしなくて良いのでキャンピングカーの管理が楽に成りました。

実験の結果は、このところ続く猛暑日に2週間放置しても水は腐ること無く生活水タンク底のヌメリも発生しませんでした。 それと、実験の目的以外でトイレのタンク内にこびりついていた黒カビがキレイに取れたのは良かったです。

但し、ご想像通り、蛇口から出てくる生活水はハイター特有の匂いがします。 私は食器を洗うためにしか使わないので匂いは気に成らないのですが、感じ方はそれぞれ違うと思います。 匂いを我慢できる方なら、水を継ぎ足して使えるこの実験方法は有効です。

 

ノーブルを購入してから二年目に一度と、今年に入ってからも一度、左折時に左後輪を路肩の段差に乗り上げたことがありました。 二度ともガツンと衝撃がきた程度で何事もなく済んだのですが、その瞬間は「あっ、やっちゃった!」でした。

運転にも慣れてきて内輪差ぎりぎりを狙って曲がるので そう成ってしまったのだろう、気を付けなくては・・・ そう思っていましたが、先日洗車をしていて原因が解りました。 ノーブルは前輪に比べて後輪の方が10cmほど外に張り出しているんです。 なんだ、そうと解ればそれなりに曲がればよいこと。

応用として、以前は高速道路で轍を通過する際にあえて右前輪を轍に合わせて走行させる事でタイヤを取られない様にしていたのですが、それでも左右に振られる事がよくありました。 前後のタイヤのずれを勘案して右前輪を轍のやや左寄りを狙いながら走行したところ(この時右後輪は轍のやや右側を通過していきます)、いい感じで轍にタイヤが取られずに走り抜けることが出来ました。

 

撮り溜めた写真が整理できないまま沢山あって、季節外れの記事に成ってしまうのでボツに成っております。 先日に岡山県湯原温泉に今年の春(2016年4月)オープンした「RVパークゆばら湯っ足り広場」を利用しまして、湯原は とても良い所でしたし是非とも記事にしたいので、しばらくお待ちください。

 

これで雑感を終わります。

 

 

 

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カモメ舞う 高松‐宇野 航路

ZiL Noble を購入してから 家族で旅する日が増えた。

だからこそ、日常では味わえない感動がある。

 

春に出掛けた2泊3日の四国キャンプの帰路で、素敵なことがあった・・・・

 

四国は、私が住む街から海を渡ればすぐの所で よくノーブルでキャンプに出掛けている。 四国は広いから1泊や2泊くらいでは とても回り切れない。 だからこそ 行く度に新しいことを知れるし 楽しくて魅力的に感じ、季節が変わる度に行きたく成ってしまう。

こんなに頻繁に四国に渡る様に成ったのはノーブルを購入してからだ。 時間さえあれば気軽に旅に出掛けられる! それがキャンピングカーの素晴らしさなのだ。

 

桜の開花にあわせて出掛けた四国旅。

妻とも仲良く過ごせたし、天候にも恵まれて いい旅だった。

 

往復割引で買っておいた乗船券(復路)を手に、四国フェリー高松港ターミナルに着いた。 ※ 高松‐宇野 航路です。

 

私達キャブコン乗りには四国フェリーは欠かせない。 風が強い日には瀬戸大橋を渡ることは出来ないから フェリーが無ければ足止めを食うし、そうなれば仕事に支障が生じるから 本州から四国へキャブコンでは行くことすら出来なくなる。

そんな我々の事情とは関係なしに、毎年の様に 高松‐宇野 航路は赤字の話が持ち上がってくる。 現に もういっ社あった宇高国道フェリーは 2012年に惜しまれつつも運航を休止している。

勿論、私も瀬戸大橋は有難く通行させて貰ってはいるが、キャブコン乗りの強い味方としてフェリーに存続してもらうために、そして旅情を楽しむ観点からも、多くの方に四国フェリーを利用して頂ければと願っている。

 

そんな不景気な話はウソの様に、今日のフェリー乗り場は賑わっていた。

フェリーが着岸して船首のゲートが下りると 満載の車両が順に降りてきた。

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もう慣れてしまったが、はじめてノーブルでフェリーに乗り込んだときは 少し緊張したっけなー・・・ なんて考えているうちに乗船の時間がきた。

船員に誘導されて乗船した。

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サイドミラー越し

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「今日は混んでいるし、サロン船室に行かないでノーブルで休んでいようか」

妻は阿吽でうなずいてくれた。

 

サードシートに二人並んで座る。 姉妹車の ZiL などと比べれば 決して広くはないが仲がよい私達にはちょうどいいリビングソファーだ。

TVを観ながら冷蔵庫で冷やしておいた缶コーヒーを飲むとするか。

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乗船して間もなくすると、高松港を出港した。

少し このフェリーについて説明させてほしい。 四国フェリーの高松‐宇野航路には現在2隻のフェリーが 運航されていて、高松と宇野港を同時刻に出港し 途中ですれ違いながら1時間で対岸まで運んでくれる。 この2隻のどちらも同じくらいの大きさで、サンフラワー号の様に大きな船ではないが、サロン船室の売店では讃岐うどんも食べられて四国ならではである。 サロン船室の他に広いデッキがある。 デッキからの眺めは最高で、特に夕映えの瀬戸内海には本当に感動する。 そして2隻のうち、片方の船にはお風呂も備えられていて無料で入れるのだ。 風呂の入り口には女性が入る際の掛札が用意はされているが、いつもトラックのプロドライバーが使っているから実質 男性専用となっている。 船で入るお風呂は なんとも気持ちがいいし 得した気分になる。 だからこの船に乗ったなら キャンピングカーの運転で疲れたお父さんは是非タオル一本首に掛けて、お風呂も利用してみてほしい。

 

航路の半分くらい来ただろうか。 隣に居る妻は旅の疲れもありウトウトとしている。 つけっぱなしのTVは面白くもない話題を取り上げているし、妻に話し掛けて起こしてもかわいそうだから、趣味のデジタル一眼レフカメラを首にぶら下げて撮影を楽しむことにした。

 

車両フロアーから階段を上りデッキまで上がった。

混雑する程の盛況に感じていたが、利用し慣れた地元の方ばかりが乗っているのかデッキは無人だった。

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遠方の釣り船を見つけて逆光ぎみに望遠で狙う。 よし、いい感じで撮れた。

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おっ!デッキの窓枠越しに(ガラスは入っていません)カモメが見えた。

こんな瞬間を上手く収められると嬉しいのだが・・・

よし、まずまずのショットだ。

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そして屋上にある展望デッキへ登ると、 沢山のカモメがフェリーを追うように舞っていた。

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「凄ぉーい!」 思わず声が出た。

なんて素敵な光景なんだ。 四国フェリーには何度も乗っているが、20年も前に妻と乗った北海道行きの大型フェリーで一度だけ観たことがあったが、久しぶりの、そして人生で二度目の貴重な体験だ。

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カモメを被写体にするのは初めてだ。

空の色と同化しないように、試行錯誤しながらカメラの設定を変えて撮る。

特に難しいのは露出の設定だ。 確認はカメラのモニターだけが頼りだが、昼間の屋外では画面が暗く確認しずらい。

それでも どうにか設定を追い込んでからコンティニアンスAFモードでカモメを追う。

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軽やかに舞うカモメ達。 あんなに自由に飛べて、きっと気持ちいいんだろうと思う。

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駄目だ、いまひとつピントが来ない。 ならばとマニュアルフォーカスに切り替えて手動でピントを合わせるとカモメを鮮明に捉えることが出来た。

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望遠いっぱいに捉えるとカモメの顔までが解った。

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ふーん、カモメはこんな顔をしていたんだなぁ。 可愛い顔をしている。

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上のカモメとは違うカモメです。 顔が違うので解ると思います。

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気づけば夢中に成ってファインダー越しにカモメを追っていた。

 

ノーブルに戻り妻に報告した。 得意に成って写真を見せる私がいた。

いつの間にか 大人に成っていくほど常識に縛られ、大人に成りきろうとするほどストレスを感じていた自分。 背伸びせずに いつまでも少年の様に澄んだ心のままでいたい。 それが本音だし、こんなにも童心に戻れて そう自然に出来ている自分を嬉しくも思う。 きっと妻の目にも、そんな私が とても子供っぽく映っているのだろう。

それでいいんだ。 それが俺の人生だし、人ってそんな時があった方が人らしくって いいんだと思う・・・

こんなにもドラマチックな旅ができて、やっぱり思うことは「キャンピングカーは最高に楽しく面白い」と言うことなのだ。

 

あっという間の瀬戸内クルーズだった。

宇野港に着岸した。

さてと、愛車 ZiL Noble で上陸して、我が家に帰るとするか。

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参考=撮影機材(PENTAX K-5・PENTAX-DA 18-270mm)

 

 

 

 

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